私が倭(やまと)シリーズマルチパンを買おうと思った理由は、鉄鍋に憧れていたところ、近所のスーパーで手軽な価格で売られていたからです。
うちはIHコンロを使っていますが、この鉄鍋はIHにも対応しています。
フッ素加工のフライパンは数年でダメになり、ごみになるのが嫌だったので、試しにこのフライパンを購入しました。
倭シリーズマルチパンの特徴は、結構深さがあることです。
そのためフライパンとしての機能だけでなく、鍋として煮物をするときにも使っています。
鉄分不足が気になっているので、長時間このマルチパンで煮込むことで鉄分補給を期待しています。
直径23センチですが、多めに作り置きしたい料理もこれで作れます。
フライパンでの使用時は、いい焼き色が早くつくことで食材が美味しそうに見え、満足しています。
フッ素加工のフライパンより火の通りは早いと感じます。
倭シリーズマルチパンを使った感想は、深さがあるフライパンということで、形状的に使用範囲が広く重宝しています。
鉄のフライパンの使い方をしっかりできれば、とても強い味方になってくれると思います。
健康上、油を多く使うことに抵抗があるのですが、油をケチると焦げ付きます。
おでんをこれで作ったら、煮た卵が鉄臭くなったという失敗もありました。
まだまだ鉄のフライパンの使い方の修行中ですが、使い方をこのマルチパンでマスターしたいと思います。
倭シリーズマルチパンを使ったほうがいい人は、鉄のフライパンを使う意気込みのある人です。
フッ素コートのフライパンを使い慣れている人が、知識もなくこのフライパンを使おうとすると、錆びさせたり焦げ付いたりで嫌になってしまうでしょう。
鉄のフライパンのお手入れ、たとえば使用前はしっかり油を熱してなじませてから使い、使用後は洗剤を使わずたわしで洗うなどをできる人、やる気がある人ならこのフライパンは長く愛用できると思います。
鉄のフライパンのいいところは、このフライパンで調理することで、鉄分補給が期待できることです。
また、フッ素コートフライパンより熱効率がよくて素早く料理できることは、きっと実感できると思います。
フッ素コートフライパンで空焚きしてすぐダメにしてしまった経験がある人は、かえって鉄製のフライパンのほうが使いやすく感じる人もいるかもしれません。
たわしでガシガシ洗えたり、空焚きはこれでもかとしっかりして大丈夫なところは、鉄のフライパンのタフさで魅力ともいえると思います。
マルチパンは深さがあるので汁気の多い料理にも使えます。
本当にマルチです。